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通常のリフォームでも利用する方の使い勝手で色々と考えるのと同様に介護リフォームは、介護を受ける方への配慮が大変重要です。
健康な方には何でもない、僅か数ミリ程度の段差でもつまずきや転倒につながることも少なくありません。
せっかくご自宅に住みながら、移動やトイレ・お風呂に問題があるために行動範囲が狭まり、更に身体能力の低下を招くといった話もよくあります。
介護リフォームには、健康な方の視線では気付きにくいこともたくさんありますので、専門的な知識を持っている人の意見や提案を参考にするのが一番です。
では、一般的な介護リフォームポイントをご説明します。下記ポイントはあくまで一般的な事例をご紹介させて頂いており、要介護者の身体状態や精神的な状態により、その方に合わせたリフォームを行うことを心がけなければいけません
- 脱衣所や浴室の床は滑りやすくないですか
- 出入り口に段差はありませんか
- 入口の広さは十分にありますか
- 浴室のドアが内開きではありませんか
- 脱衣や入浴の際、腰かける場所や掴めるものはありますか
- 脱衣所と浴室の温度差が大きいことはないですか
- 浴槽の高さは適切ですか
- 浴槽や浴室で安定した座位が保てますか
- 十分な明るさはありますか
浴室廻りは転倒防止や急激な温度変化のないようにするのがポイントとなります
家庭内での不慮の事故の約40%が浴室で起きています。
浴室は家庭内で非常に危険な場所といえますので、細心の注意が必要です。
- 便器は洋式ですか
- 出入口の広さは充分にありますか
- 段差はありませんか
- 床は滑りやすくないですか
- 体を支える手すりはありますか
- 介助のスペースはありますか
- 十分な明るさはありますか
トイレは、誰しも出来る限り自分自身の力で行きたいものです。
そこで車いすが入れるスペースの確保と体を支える手すり、滑りにくい床がポイントとなります。
もちろん、介助者が入れるスペースも確保できることが好ましいです。
- 段差はありませんか
- ドアは開けやすいですか
- 車いすの通れるスペースはありますか
- 立ち座りや移動の際、体を支えるものはありますか
- 十分な明るさはありますか
日常生活で一番よく利用する居間、廊下。立ち座りや移動が楽に行える環境を整えることが大事です。
数ミリ程度の僅かな段差にも注意し、車いすがスムーズに移動出来るスペースの確保が重要です。
- 腰掛けスペースはありますか
- 上がりかまちの段差は適切ですか
- 立ち座りや移動の際、体を支えるものはありますか
- 車いすの通れるスペースはありますか
- 床は滑りやすくないですか
玄関は靴の着脱と立ち座りを楽に行える手すりや腰掛けが必要になります。
また、車いすへの移乗や保管も考慮したスペースを確保するといいでしょう。